福祉芸術支援協会について

設立趣旨

障害者(児)・高齢者・こども等の中には、地域で生活をおくる上で特別な支援が必要な方たちがいます。 私たちは、福祉系の専門職がもつ支援技術と、芸術文化領域の制作者(アート・音楽・映像など)のもつ創造性を合わせて活用することで、地域に生活する全ての人が豊かに人間らしく日々を送ることができる環境の創造を目指します。 そのために、福祉と芸術が融合した支援機器やコンテンツの製作および直接的な支援の場を提供することの二点を活動の柱と定めます。

 

当法人設立のきっかけは、産官学協同プロジェクトである「レインボープロジェクト」の活動でした。 杉並区立こども発達センター・女子美術大学・(株)キャドセンターが協力して開発し頒布している、タッチパネルを使った療育支援ソフト「たっちゃんのコネク島」で経験した、福祉と芸術の力を合わせて、地域にある課題に取り組もうという発想を継続的に展開したいというものです。

思えば、芸術文化に関わる創造的な営みは人間本来の持つ豊かな「ちから」であり、福祉の世界でいう「エンパワメント」に共通するものでしょう。福祉の現場で働く人たちは、人々との関わりの中で、生きる力が共鳴する瞬間を経験しています。そして、芸術や文化という領域で創作活動する人たちもまた、同様な瞬間を知っています。

福祉領域と表現領域の活動は、ともにひとり一人の存在を尊重し、それぞれが持つ豊かさを共有したいという思いが支えているのだと思います。私たちは、それぞれの思いをつなげる中から、新しい可能性と実感を作っていきたいと考えています。

 

協会の趣旨に賛同していただける方の参加を心から歓迎します。

せっかくですから一緒にやりましょう。

 

 

法人情報

沿革

2014.07 設立総会

2014.07 iPad用アプリケーション「スキナのセレク島」開発に協力参加

2014.10 児童発達支援事業者研修会(秋川)実施

2015.03 杉並区が主催する障害児地域支援講座に企画協力(ポスター作成・アトラクション企画)

2019〜      杉並区より「ペアレントプログラム」の事業実施を受託

2020〜 障害がある人も楽しめるノーマライゼーションライブ(年2回)を実施

2021〜 杉並区実施の共生社会しかけ隊の活動に参加

 

組織

次の3種により組織されています

1 社員…社員総会で議決権を有する者

2 一般会員…個人会員および団体会員 (会員特典有 社員総会議決権無)

3 賛助会員…資金面で会を支援する会員(会員特典無 社員総会議決権無)

2014年10月現在 社員 4名 一般会員 19名

 

会費

1 社員…年1万円

2 一般会員…個人年3千円 団体年5万円

3 賛助会員…一口千円

 

会員特典

社員・一般会員…イベントや講習会等の参加費割引 販売品の割引

 

役員・連絡先等

代表理事 村 一浩

理事   小笠原 たけし

理事   川口 吾妻

監事   豊富 健太

法人連絡先 杉並区上高井戸1-21-13-803 一般社団法人福祉芸術支援協会

 

4つの事業