「まもるリュックとは」
このリュックは、発達障がいの子どもたちを特に対象として、自分についての理解を他者と深めながら、「自分をまもる」こと関心をもち、防災や震災時に必要な知識を身につけることができるような工夫がなされています。
防災や震災時に必要な情報の種類や物資の特性が、タッチをすることで具体的にでてきます。種類や特性はひとりひとり異なるため、それぞれがカードのタイトルを見ながら子ども(自分)はどうかということを考える機会になったり、家族や教員らと一緒に、何が防災に必要かを考えたりすることができます。
「まもるリュック」には 中に物を入れる上の入り口の他に5つのポケットがついています。リュックの背景をふくめリュックの色、ポケットの色は、すべて自分の好きな色に変えられます。また、リュックのポケットに名前を書くことができます。
リュックの上ふたや5つのポケットをタッチすると5つのカードができてきます。カードをタッチすると、一枚ずつ自分の情報をかきこめます。修正もできます。変更内容を保存できるので、履歴を残せます。
ポケットから出てくるカードの枚数は増やすこともでき、それらカードに自分にとって必要な名前をつけることができます。
カードのアイコンイメージは、好きな写真、文字やイラストなどをいれることもできます。
パンフレット(日本語版PDF) パンフレット(英語版PDF)
データマニュアル「バックアップ・リストア・別iPadへのコピー方法」(日本語PDF)
※ データのバックアップ、リストア、共有について
アプリ内の全データ(文字、写真、色などの設定)はタイトルをタップすると表示される「バックアップ」ボタンにより書き出す事ができます。バックアップのデータはiPadとPCと接続し、iTunesをつかって取り出せます。
また取り出したバックアップデータをiTunesをつかってiPadに入れ、タイトルクリックで表示される「リストア」ボタンより、データをリストアする事ができます(リストア処理後はアプリの再起動が必要です)。
これらの機能を使用することで、本アプリのデータをまるごと他のiPadにコピーする事が可能となり、個人のデータを家族、学校等で共有することが出来るようになります。
【企画・制作】
前川あさ美(東京女子大学)
川口吾妻・坪沼真理・小笠原たけし(女子美術大学)
北村弥生(国立障害者リハビリテーションセンター)
【協力】
一般社団法人 福祉芸術支援協会